Ace工房

バブルの申し子BNR32と共に…

市販の黒錆転換剤の真実


恐らく,当ブログを閲覧するお友達の皆様や車齢が進んだクルマをリペアされる方が愛用?していると思われる.スチール材の表面の赤錆を黒錆へと転換する錆転換剤.

本記事で指しているのはあくまでも市販品.商品名で言うと,サビチェンジャー,スプレータイプならラストコートが有名か.

写真は手持ちのqq工房のモノ.

前々から気になってはいたが実験してみた.
まず実験1.
ステンレスに塗布し一晩置いておくと,透明なまま硬化していた.


そして実験2.
赤錆で覆われたスチールのパイプ材に塗布(上記写真)し,塗布部が黒色になったことを確認し一晩乾燥のため放置.

その後,翌日シンナーを含ませたウエスで拭き取ると,アッサリと硬化していた転換剤は溶けて表面の元の赤錆が出る.まさにこのケミカルを信じて購入した希望をもぬぐい取られた感じか(笑).


結果,赤錆や地金に反応して乳白色から黒色に変化するただの合成樹脂塗料ということになる.

よって”黒錆へ転換”という表現は相応しくないと思う.

つまりは一般的な塗料と同じ.赤錆にラッカースプレーを噴射しているのと大差はないと思われる.

信じて使っている人には申し訳ないが完全な黒錆にはならない.

つか恰も黒く変色するケミカル故に黒錆になったとユーザーに信じ込ませ効果を感じさせるプラシーボを越えたマインドコントロールさえも思える(爆)
いや,一部の製品の説明はちゃんとされているのもあるけど,全部じゃないし…

しかもサビチェンジャーに至っては俺が生まれる前からあるからすくなくとも2016年現在で32年間位売り続けてると思われる.ぼろ儲けじゃね?www

赤錆の表面をコートすることで赤錆の進行を遅らせるだけであって,これなら別にこのケミカルでなくても表面をコートさえすればいいので一般的な塗料でいいんじゃね?w

ボクは鈑金屋でもなければトタン屋でもないけど,従来同様,錆は落とせる部位なら磨くなりブラストするなり削り取るなり切り取るなりしない限り根本的に解決できないと思う.

実際に気になったので鈑金屋でも聞いてみたが,業務用のレノバ位しか効果はない.そして,彼らも基本的に錆転換剤には頼らず,やはりまずは切削して錆を除去が基本である.

つまりは世の中そんなに甘くないってことさ.

| 雑記 | 09:02 PM | comments (x) | trackback (x) |





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