Ace工房

バブルの申し子BNR32と共に…

バッテリーポール盛り



客自身がバッテリー交換し,その際,ターミナルの締付が不十分で溶損したポールである.

一般的にはバッテリーがこのような状態になれば要取替だろう.フツーなら.
しかし,比較的安価なB19やB24,D23サイズのバッテリーならまだしも,D26以上になればバッテリー単価は一気に上がるし,お客様,皆が皆,バッテリー交換を希望しているわけではない.また,希少サイズで在庫がないとかスグに必要とのことで対応せざるおえないことだってある.

我が社はケースバイケースなお客様のニーズに応えられる電装屋である以上,ポール盛りも随時行う.
しかし,ポール盛りはリスクが高いのもまた事実.理由として…

●換気不十分だと気化した希硫酸に引火,爆発の恐れがある.バッテリー自身の破裂は勿論,作業スタッフが大怪我を負う恐れも高い.
●処置を行うバッテリーの造りにもよるが温めすぎるとバッテリー内部のポールと極板が接着されている部位も溶損,あるいはビビッて温め不十分だとポールの溶着不良でポール脱落など,作業の失敗のリスクも伴う.

故に,依頼されるお客様にも「うまく行かなければごめんなさい」とダメ元での作業である旨を説明し納得された上での作業である.無論,バッテリーの保証も対応できかねる.つかポール盛りが必要な位の使い方では当然ながらそもそも保証外である(笑)

ウンチクは置いといて,作業に入る.残念ながらこの作業は場数をこなしてきた経験に伴うノウハウと度胸がないと出来ないのでボクは見学.チーフが担当する.

まずはポールを切断.

金ノコで切断面を整える.

液口栓(俗にいうキャップ)を全て開けて,呼気を吹き込み,十分に換気を行う.←コレスゲー大事!

型を置いて,周りに水を濡らしたウエスを巻く.

緊張の一瞬である.

少々待ちます.

しっかりくっついているかハンマーで軽く叩いて脱落しないか確認の後,ポールのフチをシーラーにて保護して完成☆
物損,人身事故?いや事件もドラマも発生することもなければ無事バッテリーは再生される(^^)v

| お仕事ネタ | 09:57 PM | comments (2) | trackback (x) |


コメント

| hukuda | URL | 2018/01/17 10:55 PM | 91NoTTmY |
2013.02.27日のサイト?になるのですが
バッテリーポール盛りの記事で
使っているポールの型とありますが
それは購入することはできますでしょうか

| Ace | URL | 2018/01/18 12:11 PM | ObhWLuCo |
半世紀近く前の物らしく当時のスタッフも今は退職されわかりません.すみません.

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